「惡の華」全11巻


別冊少年マガジン掲載、押見修造先生の「惡の華」。


あー、完結したんだなあ。
元々家族が読みたがってたので買った漫画。暗いというか、黒いというか、とにかく普段読む漫画とはちょっと違った系統だったのだが、結局毎回気になって最後まで読んだなあ。
ということで、以下簡単なあらすじと感想。ちょっとネタバレあり注意。



○簡単なあらすじ○
中学2年生の春日高男は、ある日ほんの出来心から、片思いしていた美少女・佐伯奈々子の体操服を盗んでしまう。その現場はクラスメイトの仲村佐和に目撃されており、それから春日はバラされない代わりに“大事なモノを仲村に奪われる”契約を結ばされることになった。

○罪の意識とか背徳とか○
とりあえず私の解釈でもうちょっと書いてみる。

仲村さんはどうやら日常に不満があるらしい。そんな中体操服を盗むという変態的行動をした春日に目をつける。“奈々子の体操服を下に着て奈々子とデートしろ”といった無理を押し付け、春日の中の・・・うーんなんというか、背徳を打ち破った変態さを自分(仲村)に見せるように要求する。春日が罪の意識に悩まされながらも欲望の赴くままに動くところが見たいのか・・・な?なんか難しい。

春日について。
なんとも中学生らしい未発達で中途半端な外見。地味でパッとしない。でも中学生にしては難しい本を読むことで、“自分は周りとは違う”的な。うは!中学生すぎる!!

こんな中学生な春日。奈々子が好きなのだが、変態で意味不明で不思議で無理難題を押し付ける仲村さんをほっておけなくなる。いや、“ほっておけない”て感じじゃないのかな。“自分だけは仲村さんのことが分かる”っていう気持ちだとか“自分の中の何かを引き出してくれた仲村さんに感謝(?)してる”って気持ちだとかがあったのだろうか。なんか不思議な気分になる漫画。


○成長○
この漫画見て“成長萌えー”とか言うのもなんだかなと思うのだが、でも成長萌え。

数々の変態行動をして警察のお世話にまでなった中学時代。そんな中学時代過ごした街から逃げて、春日、仲村、奈々子は別々の土地で高校時代を過ごす。
何事もなかったのように過ごしているようで、中学時代を全然忘れられない春日の高校生活。まともな人間関係を築いていけそうになればなるほど、悩む春日。

十分大人になった高校生の春日が、最終話に向かってそんな悩みを吹っ切っていくんだけど、過去を切り捨てるというよりは受け入れていく感じが良かったなあと思う。あの頃の自分とか仲村さんとかを。うは、書いてて恥ずかしい笑

とまあ、いろいろ書いたけど最終的には大学生まで育った春日の見た目がタイプで成長萌えだったってだけ。いや、ほら、悩める思春期を乗り越えてこそのちょっとアンニュイまじりの爽やかさがなんというかね。良い。

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ヒロインたちがどんどん綺麗になっていく感じもまた良い。














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マガジン | 【2014-06-11(Wed) 19:54:07】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]
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