「シアター!」既刊2巻


有川浩先生の「シアター!」。

今期ドラマの「若者たち」見てたら、ギリギリで夢を追いかける劇団員役もいてこの本思い出した。この話漫画みたいに読みやすいしきゅんとくるし好き。
ということで、以下簡単なあらすじと私的おすすめポイント。ネタバレは最小限に抑えるけど一応注意。



○簡単なあらすじ○
春川巧はそこそこ人気だが全く稼げない劇団「シアターフラッグ」の主宰・脚本家。稼ぐことよりも劇団員ひとりひとりを大切に楽しくやってきたが、あることがキッカケで本格的な劇団を目指すことになり多くの劇団員が離反してしまった。

後に残されたのは、巧の考えについてきた数少ない仲間と300万円の借金。そこで常々、巧にまともに就職してほしいと考えていた兄の司は、“2年以内に劇団の収益のみで返済できなければ劇団を解散すること”を条件に300万円を無利子で貸すことにした。

○巧が魅力的すぎる○
本当これは良いヘタレ。
昔いじめられっこだったせいか、仲間内でも言い争いごとだとかが苦手で人の顔色を窺ったりする。でも決して自分の気持ちを隠してるとかじゃない。なんだろう、良い風にいって物腰柔らかい・・・なんかもう巧の存在がふにゃんふにゃんの天然鈍感ヘタレ甘えん坊で応援したくなる。

そのくせ演劇のことに関しては頑固だし、「脚本って役者に向けて書いてるラブレターだから。」とか大真面目に言ってのける。反則。普段ふにゃんふにゃんのくせに無自覚に男らしさ的なのを発揮。もちろん巧の言葉に恋愛的な意味はないし、役者側も真面目に受け取るんだけど、演劇に真っ直ぐであればあるほど下手なプロポーズよりグッとくる。こりゃモテるわ。

○みんなの弟、巧○
いや、司の弟なんだけどね。
本当春川兄弟良い。「兄ちゃん!」って司に泣きつく巧激かわだし、超厳しいこと言っておきながらなんだかんだ面倒みてあげる司かっこいい。本当もう、巧はいつまでたっても甘えん坊で手のかかる弟なのだが、でもそんな巧を心の底ではちょっと羨ましくもあったりする司の心情もまた良い。

そして巧は兄ちゃんだけじゃなくて仲間にも無自覚に甘える。かわえええええ!

○そしてやはり恋愛要素○
恋愛してる暇なんてないくらいの勢いで頑張っている劇団「シアターフラッグ」だけど、やっぱりここは有川先生の作品らしく、こっそりしかし確実にドキドキできる感じで恋愛模様も描かれている。決して恋愛を全面に押し出したりしないのに、うまい具合に要所要所キュンキュンさせられる。良い。

*******
2巻はキリのいいところで終わっているけど、3巻が全然でないのが難点。早く読みたい。


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小説 | 【2014-09-10(Wed) 10:35:18】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]
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