「ハルチカシリーズ」既刊4巻



初野 晴先生の、「退出ゲーム」「初恋ソムリエ」「空想オルガン」「千年ジュリエット」

○簡単なあらすじ○
高校から吹奏楽を始めたチカ。チカの幼馴染で美少年のハルタ。そんな二人の夢は、憧れの吹奏楽顧問・草壁先生を普門館(吹奏楽部の甲子園球場)にたたせること。弱小校で部員も足りない吹奏楽部だが、チカとハルタは校内でおきる謎を解き、どんどん部員を増やしていく。青春ライトミステリー。


なんか、そう、こういうのが読みたかった。
とにかく日常謎系のミステリーが読みたくて、ほんでもって魅力的なキャラの小説がよくて、テンポのいい文章が読みたくて。「これだー!」とジャケ買いした。表紙見て、内容も面白いはずだと直感した。直感当たってよかったー!普段漫画オンリーの人も読みやすい、いい感じの小説。
ということで、以下、もうちょっと詳しい内容と、私的おすすめポイント。大きいネタバレしない程度。





○ハルチカがかわいい○
まず二人のメインキャラから。

↑1巻「退出ゲーム」表紙のハルタ。高校1年生男。以下、ハルタの特徴を箇条書きで。
・背は低いけど、中性的で美少年。美少年!美少年!
・一人称は「ぼく」。「ぼく」呼び大好き。
・幼馴染のチカのことを「チカちゃん」と呼ぶ。ちゃん付け!ちゃん付け!
・頭脳明晰。本作品の日常謎はほとんどハルタが解く。
・上に3人どうしようもない姉がいる。末っ子長男おいしい。
・オネエ的なのではないが、ところどころ乙女で女々しい。
・吹奏楽部ではホルン吹き。弱小部内でも安心できる腕前だが、メンタルにより失敗もする。意外にガラスハートで可愛い。


↑2巻「初恋ソムリエ」表紙のチカ。高校1年生女。以下、チカの特徴を箇条書きで。
・中学生までバレー部所属。女の子らしくなりたくて高校から吹奏楽部入部でフルート担当。
・小説はほぼ、チカ視点・チカが語り手となってすすむ。
・頑張って女子力発揮しようとしているが根が体育会系丸出し。
・でもところどころちょっとヘタレ。そこが可愛い。


という二人がメイン。ちなみにこの二人、男女幼馴染だが恋愛フラグは全く立たない。でもそこがいい。
あと幼馴染といっても、9年のブランクがある。6歳まで隣同士に住んでいたが、その後ブランク、高校で再会したとな。だからどこか子供のような・・・男女の境がないような友情のまま。仲良し。
この二人がどっちがボケともどっちがツッコミともいえない感じでテンポよく話を進めていく。面白い。


○どんな謎か○
・・・というのはネタバレになるから書かないが、日常の謎といっても少し、ほんの少し影のある謎を解決していく。大人ぶった子供な思春期共の影のある悩みを解決していく。完全解決に至らないものもあるけど、それが青春ぽくて逆にいい。

もう少し具体的に言うと、“楽器が吹けるのに吹奏楽部に入部していなかった同級生の悩み”とやらを解決していく。もちろん吹奏楽部に全く関係ない人の悩みや謎も解決していくけど。
そうして解決後、一人また一人と部員が増えていく。弱小吹奏楽部にとって有能な部員確保は普門館への第一歩だし、単純に仲間が増えていくのが見ていて嬉しくなる。

その増えていく仲間というのが、元々理由とか意地があって吹奏楽部に入部していなかったわけで。入部してもツンデレなのです。楽器上手くてちょっとツンなのに、そんなツンにめげずにグイグイいく楽器初心者チカ。そんな部員とチカとの友情も見逃せない。


あと、謎(というか厄介事)は大体生徒会長・日野原さん(ハルタとチカの上級生♂)がもってくる。私は勝手に“中身はジャイアンみたいだけど割かし男らしくてかっけえ男”だと妄想・・いや、想像している。あくまでも勝手に。
生徒会長、本当結構横暴なのに年下の女子高生からタメ口聞かれたりしてて萌える。そういうどうでもいい設定重要。


******
あー、早く続きが見たい。多分ハルチカシリーズでは顧問の草壁先生が最大の謎だと思うのだが、まだ全然謎表さない。楽しみ。最近流行りのライトなミステリーで青春要素も読みたいという人におすすめ。





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小説 | 【2014-03-09(Sun) 14:55:05】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]
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