「ストーリー・セラー」



何年か前にハードカバーで読んだ気がするのだが、たまたま本屋行ったら文庫本が出てたので買ってしまった。やっぱ文庫本は小さいから便利でつい買っちゃうよね。
ということで、以下感想ひとりごと。ネタバレは最小限に抑えるけど一応注意。


○簡単なあらすじ○
作家の妻と、そんな妻と妻の作品を愛する夫のお話2本だて。

1本目は、ある日突然未知の難病と診断されてしまう作家妻と夫の話。作家の仕事をすればするほど死に近づいてしまう妻。死んでほしくないけど、お話を書いている妻が大好きな夫。そんな夫婦のお話。

2本目は、“次は夫が死ぬ話を書こうかな”と夫婦で話してた矢先に本当に夫が病気になってしまうという話。死ぬ間際まで大好きな作家妻を支える夫。悲しみながらも夫が死ぬ話を完成させようとする作家妻。そんな夫婦のお話。


○悲劇じゃなくてラブストーリー○
私は悲劇より断然喜劇派。人が病気で亡くなる話とか好きじゃないし、特に小説だと「さあ泣け」と言われてる気がして素直に読めないのだが、さすが有川先生。確かに“最愛の人の死”が題材となっている小説なのだが、中身はまるごとラブストーリーできゅんときた。

妻と夫、どっちかが“死ぬ”という点がメインで感動を誘うところなのかもしれないし、死ぬからこそのストーリーなんだと思うけど、それ以上に夫婦の「大好き!」って想いのぶつかり合いが印象に残る話だったな。

まずやはりどちらの夫婦の話も、出会いから恋人期間、もちろん夫婦になってからもきゅんきゅんするものだったわ。もうこれは私が単に有川先生の描く男女がタイプっていうのもあるけど。

ちょっと強引で男らしいところもあるけど、自分だけをすごく甘やかしてくれる夫。・・・好きだわ。
強すぎる面もあるけど、なんだかんだいって素直に夫に甘えられる妻。・・・かわいいわ。

夫として妻として完璧なキャラが描かれているわけじゃないし、単にラブラブっぷりが描かれているわけでもないけど、なんか羨ましくなる感じの二人が見れる。良い。


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小説 | 【2016-01-20(Wed) 17:44:55】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]
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