「ノラガミ」既刊9巻+拾遺集


月刊少年マガジン掲載、あだちとか先生の「ノラガミ」。
○簡単なあらすじ○
女子中学生の壱岐ひよりは、ある日ホームレスでジャージ姿の神様・夜トを交通事故から助けたことが元で、半妖となってしまう。そんな体質を治してもらうために、ひよりは夜トと関わるようになる。

主人公・夜トのCVを神谷浩史さんがやるということでアニメを見てみたのがきっかけ。ミーハーだなあ。
2話くらい見終わって無性に原作を読んでみたくなり、さらに本屋で表紙を見て一発で惚れて全巻いっきにお買い上げさせていただいた。
うん、すごく面白い。なんだろう、なんかいろいろツボ。
ということで、以下、私的おすすめポイント。かるーくネタバレかも注意。

○世界観○
ふつうーの現代の話。でも実は此岸(この世)と彼岸(あの世)の狭間に神様・死霊・妖(あやかし)などが住んでいるという設定。普段人間は狭間の者を見ることができないのだが、動物や赤ちゃん、そして弱った人間には見えたりする。“弱った人間”や、“あの世に行けなくて彷徨う死霊”は妖に襲われたりするのだが、そんな人間や死霊を夜トが助ける。

夜ト以外にも、毘沙門・恵比寿などの七福神、貧乏神、天神などが登場。神様は狭間で彷徨う死霊に名前を与え、神器にすることができる。神器は普段は人間の姿をしているが、神の武器となって戦うこともある。

・・・というかっこいい世界観で、シリアスな設定もいっぱいあるのだが、それ以上に魅力的なキャラ達とテンポのいい展開が読んでいて面白い。ツイッター・LINE・ブラック企業などの現実社会が神様の世界にも反映されているところも面白い。非現実設定って集中して読まないとすぐ分からなくなってしまう私だが、ノラガミはすごく読みやすかったなー。

○夜トの残念っぷりありがとう○
天神のように有名な神様ではない夜トは、いつか有名になって立派なお社をもつために布教活動をする(5円で誰でも助ける)。妖を斬る場面なんか結構かっこいいけど、基本残念。残念最高。
19←お金がないからひよりの奢りでバカ食い。
お社がないからホームレスだし、いつもジャージだし、騙されやすい。あと手汗すごい。
ひよりにかまってほしくてストーキングもする。ダメな男。
まだ9巻までですべては明らかになっていないけど、きっと何かしら暗い過去があるのでしょう。でもそんなの関係ないくらいに残念。かっこいいのにかっこ悪い。うん、いい。


○思春期の少年○
14歳にして亡くなり死霊になった少年が、「雪音」という名前をもらい夜トの神器になる。神と神器は一心同体で、神器の心のザワザワは神に苦痛を与えるらしい。雪音は14歳思春期まっただ中なので、ひよりにギュッとされてドキドキしちゃうし、悪いことも考えちゃうし、そんな感情が夜トに筒抜けになる。

・・・筒抜けなんてかわいそう、だけどそういう困った少年を見るのは嫌いじゃない笑 この設定で漫画を買おうと思ったのは言うまでもない。あとこの表紙↓

年上のひより(といっても1歳違いだが)にちょっと照れてる表情がかわいすぎた。7巻の表紙のおかげで全巻大人買いする決心つきましたありがとう。

この雪音くん、最初はすごく悪さばっかりだったけど、結局改心して立派な夜トの神器に。夜トとは親子のような、兄弟のような、師弟のような。師弟はいいすぎかもしれないけど、そういうなんか「なんだかんだ文句言い合いながらも信頼しあった関係」好きの私としては本当素晴らしい漫画に出会えてよかったなと。

○毘沙門天と兆麻が気になる○


↑中央:可愛くてセクシーな毘沙門天。右奥:毘沙門天の一番の神器、兆麻。
心身ともに強くあろうとする毘沙門天と、それを一番近くで支える兆麻。本編では結構シリアスな展開を乗り越えたりなんだりあったが、実際この二人は今後どうなっていくのだろう。兆麻は毘沙門天のことが好きなのかな。いや、好きとかそういう簡単な感情ではないんだろうし、そもそも神と神器の恋愛が許されるものかどうかは分からないのだが。兆麻の“ヴィーナ大切っぷり”がたまにキュンとくる。(兆麻は毘沙門天をヴィーナと呼ぶのもいい。)
20←そして本編以外の番外編ではたまにヴィーナに発情する笑
本編では真面目な聖人キャラだった気がするのに。そのギャップたまならい。
ぜひこの二人の番外編書いてほしい。


******
上にも書いたが、大筋は結構シリアスなのに、キャラの真面目な部分だけではなくふざけた部分も惜しみなく描いてくれるから面白い。
絵もめちゃくちゃ綺麗。新刊で買ってよかったー!
ノラガミ(1) (月刊マガジンコミックス)
ノラガミ(2) (月刊マガジンコミックス)
ノラガミ(3) (月刊マガジンコミックス)
ノラガミ(4) (月刊マガジンコミックス)
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ノラガミ(8) (月刊マガジンコミックス)
ノラガミ(9) (月刊マガジンコミックス)
ノラガミ拾遺集 壱 (月刊マガジンコミックス)
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マガジン | 【2014-02-14(Fri) 14:13:01】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]
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